こんいちは!butamanです。
Netflix『極悪女王』で登場した 主人公たちの憧れの女子プロレスラー ”ビューティペア”
今の50~60代の方なら ♪ビューティビューティ、ビューティビューティ、ビューティビューティ、ビューティペア~♪
のテーマ曲を一度は耳にしたことがあるはずです。すごく流行ってましたよね! なつかしい~!
ビューティペアの2人を演じている役者さんと、
現在、お二人はどうしているのか調べてみました。
極悪女王”ビューティペア” ジャッキー佐藤役は?
主人公が憧れている”ジャッキー佐藤”を演じているのは…
鴨志田媛夢(かもしだひとみ)さんです。
すらっとしたスレンダーボディが、女性から見てもかっこいいですよね。
●本名…鴨志田媛夢(かもしだひとみ)
※本名か公表されていませんが、両親や妹も”鴨志田姓”なので本名の可能性が高いと思われます。
●生年月日…1992年9月25日
●出身…神奈川県
●身長…174㎝
●所属事務所…ラッキーリバー
●家族構成…父、母、姉、本人の4人家族
俳優・五代高之さんの立ち上げた『五代塾』に所属し、講師などをされています。
今までもドラマや舞台など、幅広く出演していましたが、
あまり知名度は高くなかったので、『極悪女王』のジャッキー佐藤役で、
「あの女優さん誰?」と 一気に世間の注目度が上がりましたね。
ミスアースジャパン2017東京大会で入賞するほどスタイルは抜群で
身長も174㎝と、背の高いジャッキーを演じるのにピッタリでしたね!
ご両親は美容室経営をされていて、お姉さんは”シェアー”というユニットで
アーティスト活動をされています。(美男美女のご家族です)
コスプレがお好きなようで、フェイスブックには、ハリーポッターや 白無垢など
色々な姿(完成度が高い!)で投稿されています。
これから知名度も上がり、多くの作品からオファーがくるのではないでしょうか。
極悪女王”ビューティペア” マキ上田役は?
ビューティペアの ”マキ上田”を演じているのは…
芋生悠(いもお はるか)さんです。
●本名…芋生 悠(いもおはるか)※芋生は本名ですが、名前は本名か公表されていません。
●生年月日…1997年12月18日
●出身…熊本県山鹿市
●身長…164㎝
●所属事務所…株式会社明後日
●家族構成…父・母・姉・本人・弟の5人家族
芋生悠(いもおはるか)さんは、
2014年ジュノンガールコンテストのファイナリストに選ばれ、
2015年から多くの映画やドラマに出演されています。
私が特に印象的だったのは 映画『ひらいて』ですね。
おとなしくて目立たないけど、独特な雰囲気の女子高生役がハマっていました。
趣味や特技の多さにもびっくりしました。
絵を描くこと、読書、書道(師範)、空手(黒帯)、水泳、長距離走、百人一首、バスケ、日本舞踊
インドアなのか、スポーツ女子なのか… ほんとに多岐にわたるんですね!
なんだかまだまだ引き出しが多そうな、ミステリアスな女優さんです。
顔も美人だけど、派手ではないところが(ほめてます!)
表情やメイクで どんな役にもなれる可能性を秘めていそうで 今後がすごく楽しみです!
極悪女王”ビューティペア”どんなグループだったの?
ところで本家の ビューティペアは、どんなグループだったんでしょう?
女子プロレスラーのジャッキー佐藤と、マキ上田によるタッグチームで
1976年にデビューし、プロレス界のアイドル的存在となりました。
試合前にリングの上で歌うスタイルが 当時は斬新で
女子中高生に爆発的な人気で、投げ込まれる紙テープや紙吹雪でリングが一杯になりました。
デビュー曲は”かけめぐる青春”(これが上記の♪ビューティビューティ…です)
80万枚の大ヒットとなりました。
(当時、いちばん売れていたピンクレディでも デビュー曲の”ペッパー警部”は105万枚)
筆者はまだ小さかったので うろ覚えですが
それでもすごい人気で 小さい子どもでも名前を知ってるくらいの存在でした。
”ジャッキー佐藤”のプロフィール
●本名…佐藤 尚子(さとうなおこ)
●生年月日…1957年10月30日
●出身…神奈川県横浜市港南区
●身長…173㎝
デビュー当時は まだ19歳だったとは!
ショートヘアで、男装している感じがカッコいいですよね。173㎝もあったんですね。
中学時代はバスケ部で、実業団からのスカウトもあったそうですよ。
”マキ上田”のプロフィール
●本名…上田真基子(うえだまきこ)
●生年月日…1959年3月8日
●出身…鳥取県鳥取市
●身長…168㎝
マキさんに至っては、まだ17歳! ビックリです。 もっと年上かと思っていました。
見た目にはマキさんの方が髪を伸ばし、女性っぽく宝塚のペアのようでしたよね。
極悪女王”ビューティペア” 実際の2人の関係は?
ビューティペアの二人の活動期間は 1976年~1979年のわずか3年でした。
当時、社交的なマキと、一匹狼的なジャッキーの性格が合わず、仲があまり良くありませんでした。
プライベートで一緒に出掛けることもなかったそうです。
見た目には男っぽいジャッキー、女っぽいマキ…というイメージでしたが
中身はジャッキーの方が女性っぽく、マキの方がサバサバと男勝りだったそう。
解散した理由も 恋愛の考え方の食い違いから マキが独断で社長に解散を申し出て
「だったら2人で対戦して負けた方が引退すればいい」という条件をだされ
結局、負けたマキが引退することになったのです。
ジャッキーは当時、なぜそんな試合をするのかの理由も わかっていませんでした。
この試合後は、口を利くこともなく、その後2人の間に交流もありませんでした。
そんな解散劇があったとは… 知りませんでした。
今は、スポーツでもアイドルグループでも
プライベートでも仲が良いことが チームの強さにもつながっていきますが
当時の芸能界やスポーツ界は 今よりももっと ドロドロした関係性が
あったのかもしれません。(勝手なイメージですが)
元アイドルグループなども、実は仲が悪かった…というのはよく聞きますよね。
極悪女王”ビューティペア”現在の2人は?
マキさんは引退後、スナックを開き、
ジャッキーさんは ビューティペア解散後も 9年程プロレスラーを続けていましたが
引退してからは体操教室の会社を設立し、それぞれの道を歩んでいました。
…がこの間も2人の交流はありませんでした。
そしてマキさんのお店が10周年の1989年、
記念のゲストとしてジャッキーさんを呼ぶことになり 連絡をとりました。
20年ぶりくらいに再会した2人ですが、後日二人きりで温泉旅行に行き
ビューティペア当時では 考えられないくらい楽しい時間を過ごせたそうです。
「またどこか一緒に行きましょうね」と2人で約束しましたが、
その1年後、ジャッキーさんは胃ガンを患い 42歳の若さでこの世を去ってしまったのでした。
マキさんと再会した頃、ジャッキーさんは ガンを告知され入退院を繰り返していました。
今よりも ガンは不治の病と言われていた時代で
本人への告知をしない…ということも多かった時代です。
ジャッキーさんもマキさんには病気のことを伝えず、
治療して、また元気な姿で会いたいと思っていたことでしょう。
マキさんも病気のことは ジャッキーさんが亡くなってから知らされたそうです。
長年のライバルとやっと和解できたというのに、寂しすぎますね…
でも、ジャッキーさんも、マキさんも 2人が会えなくなる前に
元気な姿で関係を修復できたことは 幸せだったかもしれません。
Netflix『極悪女王』で、改めて 女子プロレスの一時代を築いたスターたちの
物語を知ることができ、胸にこみ上げてくるものがありました。
まだ見ていない方は、ぜひチェックしてみてください。おススメです!
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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