こんにちは!butamanです。
『ライオンの隠れ家』(柳楽優弥さん主演)で主人公たち3人を
温かく見守ってくれている近所の ”とらじい”役の でんでんさん。
たくさんのドラマに出演されていますが、いるだけで安心感のある
気のいい会社の上司や初老の刑事さん 親戚のおじさんなどの役が多いですね!
ベテランのバイブレーヤーさんですが、どんな方なのか調べてみました!
『ライオンの隠れ家』キャスト 寅じい役 でんでん! 本名は?結婚は?Wikiプロフ
でんでんさんの、プロフィールを見ていきましょう。
●本名…緒方義博(おがた よしひろ)
●生年月日…1950年1月23日生まれ 74歳(2024.11時点)
●出身…福岡県
●身長…174cm
●血液型…A型
●所属事務所…アルファーエージェンシー
でんでんさんは ご結婚されていて 娘さんが一人います。
結婚の時期ははっきりしませんが 芸能界にデビューする前ということなので
30歳手前位でしょうか。でんでんさんが現在74歳ということは
娘さんも40代前半くらいの年齢ですかね~
芸能界デビュー前、ガードマンの仕事をしていた時に 現場監督と仕事の合間に
喫茶店にあるインベーダーゲームをしに行っていたんですが、
(昭和の喫茶店には テーブル代わりにもなるインベーダーゲーム機を置いていたんです)
そこで現在の奥さんが アルバイトをしていて知り合ったそうです。
ご家族のことは あまり詳しく公表されていないのは でんでんさんが
「あんまり 家族の匂いがしないっていうのがいいよね」という考えのようで
多くを語らないスタイルを貫いているのだそうです。
たしかに、役者さんて いろいろな役をやるので、あまり固定されたイメージが付かない方が
見ている方も 役柄に入り込みやすいかもしれません。
でもきっと お家でも 撮影現場とあんまり変わらない
気のいいおじさん的な方なのではないのかなと思います。
同じ町内会にいる自治会のおじさんとかでいそうな感じですよね~。
あくまでも勝手なイメージですけど(笑)
『ライオンの隠れ家』キャスト 寅じい役 でんでん! デビューのきっかけは?
でんでんさんは子供の頃、クラスの友達と
クレージーキャッツ(ハナ肇、植木等、谷啓 他)の真似をしたりして遊んでいました。
役者の方に憧れの気持ちが出てきたのは
映画『男はつらいよ』シリーズの 渥美 清さんに憧れたからです。
高校を卒業して 「渥美清さんに弟子入りしよう!」と決心し、
福岡県からはるばる東京にやってきました。18歳にして すごい行動力ですね。
渥美清さんの代官山のアパートまで行き ご本人がお留守だったので
管理人さんに「弟子になりたいんです」と話したところ、親切にも
「渥美清さんはお母さんが病気で実家に帰っているから何日待っても会えないよ」と言われ
すぐあきらめて家に帰ったのだそうです。
テレビの対談で「もう少し粘るとかなかったんですか~(笑)」とツッコまれて
「そういう熱意に欠ける男なのよね」と でんでんさんも苦笑いされていました。
確かにあきらめ良すぎ~!と 筆者もツッコミたくなりました~
でも結局、東京にいれば何かチャンスが巡ってくるんじゃないか?と思い
東京にとどまったでんでんさん。 東京で暮らしていくには何か仕事をしなくては‥‥
ということで、デパート”丸井”に勤めていた親戚を頼って、
”丸井”の試験を受け、見事正社員で合格!
4年間、紳士服部門で働いていました。 売上もトップの成績だったそうですよ。
背も高いし 若い頃のでんでんさんは スーツ姿もきまってそうですよね。
サラリーマンとして仕事は一生懸命やっていましたが
役者の道をあきらめたわけではありませんでした。
同僚から”劇団ひまわり”のチラシを見せてもらったことをきっかけに
エキストラで活動したりしてみましたが、気づけば
パチンコ屋や雀荘に通うだけの プータローになっていました。
「このままではまずいぞ!」28歳の時に まずはオーディションを受けることから始めました。
東京に出てきて10年… 迷いながらようやく 今のでんでんさんが
芸能界に入る出発点に来たわけですね。
まず最初にうけた『金曜10時うわさのチャンネル』のオーディションは、
最終審査まで進んだものの 結果が出る前に番組が終了してしまいました。 残念…
30歳の時に出た『お笑いスター誕生』で8週勝ち抜き、
念願の芸能界デビューを果たしました。 おめでとうございます!
『ライオンの隠れ家』キャスト 寅じい役 でんでん! 芸名の由来は?
ところで 以前から 麻雀仲間からは、麻雀している時の姿が
カラに閉じこもっていて動きの遅い 『でんでん虫』に似ていることから
”でんでん”と呼ばれていました。
なので、1980年の『お笑いスター誕生』では ”緒方デンデン”で出場しようかと思っていると
演出家の方に ひらがなで ”でんでん” だけの方がいいよ!と言われ、”でんでん”で出場!
すぐに人のアドバイスを受け入れる 素直な青年だったんですね~。
でも これが功を奏しました! 見事8週勝ち抜いたのですから!
勝ち抜いて金賞をとったのを機にデビューとなりました。
芸名はというと… ”田所 完一(たどころかんいち)”
”田所”というのは ずっと憧れていた 渥美清さんの本名が ”田所康雄”なので
それにあやかって決めたそうです。 本当に”寅さん”が大好きだったんですね!
(そういえば 『ライオンの隠れ家』の役名も ”寅じい”ですね~)
ところが、いざ芸名を使い始めてみると、あまり馴染みがないもんで
呼ばれても気づかない…という難点があったわけです。
確かに呼ばれ慣れてないと気づきにくいかもしれませんね。
『ライオンの隠れ家』キャスト 寅じい役 でんでん! お笑い芸人時代
でんでんさんの ”お笑い芸人・田所完一” としての活動は 結構短く4年程でした。
芸風は… ♪誰かが誰かを愛してる♪ の曲で舞台に上がり、
「よぉ!みんなハッピーかい?」サングラスをはずして
「どうだい?美しいだろ?」「今日はオイラの素晴らしい歌をきかせてやるぜ」
「バーイ センキュー!」の決めゼリフでシメ。
筆者も小さい頃、こんな感じのお笑い、見覚えのあるような、ないような…。
当時はこのスタイルの芸風は あまりなかったそうです。
ただ、もともとお笑い志望ではなかったので 次回作のネタが続かず、
芸人としての活動は 長くは続きませんでした。
『ライオンの隠れ家』キャスト 寅じい役 でんでん!役者デビューしたのはいつ?
芸人と並行して、もともとやりたかった役者としての仕事もするようになりました。
1981年に 森田芳光監督の『の・ようなもの』でデビューしています。
それからというもの、映画にドラマ 本当に多くの作品に出演されてきました。
特に周りを驚かせたのは 2011年の映画『冷たい熱帯魚』です。
一見にこやかな熱帯魚やの店主が、実は人から金を搾取し、
平気で人殺しを繰り返す殺人鬼…という役。
でんでんさんが今まで出演していた作品とは違う なかなかバイオレンスな役で、
その年の最優秀助演男優賞を次々に受賞し、高い評価を受けました。
今では 出演してくれるだけで安心感のある 味のある役者さんとして
ドラマや映画、様々なジャンルの作品で活躍されていますね。
今後も楽しみにしています!
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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