こんにちは！butamanです。
月９ドラマ『海のはじまり』（目黒蓮さん主演）
主人公・夏の 亡き恋人 水季（みずき）の
父親を演じている ”利重剛（りじゅう ごう）”さん。
理想のお父さん！！とネットで 話題になっています。
気の強い母娘の衝突に いいクッションになってくれる ホンワカ優しいお父さん。
前にも見たことあるぞ…？と思っていたら
同じく 目黒蓮さんの出演で話題となった『silent』でも お父さんでしたね～。
あの時も しっかり者のお母さんの後ろで いい味出してました！
海のはじまり 利重剛の母親は、脚本家の ”小山内美江子”
ところで、お母さんと言えば！
利重剛さん ご自身のお母さんは、
有名な 脚本家である ”小山内 美江子”さんです。
ご存じの方も多いと思いますが、2024年5月に
老衰のため 94歳でご逝去されました。
長男である 利重剛さんが 自身のホームページで公表したため
「２人は親子だったの?」と初めて気づかれた方も多かったようです。
脚本家って 名前はよく聞くけれど 顔を見る機会はあまりないので
俳優さんたちに比べて 顔は世間に 認知されていないかもしれません。
私も お顔は知らなかったので 調べてみたところ、
利重剛さんに（というか「利重剛さんが」ですね）よく似ています！
お母さん似ですね。間違いなく。
海のはじまり 利重剛の母親 ”小山内美江子”はシングルマザー
小山内美江子さんは、長男である利重剛さんを 32歳で出産しています。
もともとは 映画監督を志望していましたが
当時は「女性には監督は無理！」という時代だったので
監督の横で記録をとるスクリプターという仕事をしていました。
そして 監督を目指す男性と結婚し、子供が生まれた直後に まさかの離婚…
周囲も 夫婦円満だと思っていたのに なぜ？？と
突然の決断に びっくりだったそうです。
それから 実家に戻りましたが、双方で
離婚したことを 息子には言わない、という取り決めをしました。
”パパはアメリカで働いている” ということにし
誕生日やクリスマスには たくさんのプレゼントを持って
父親は 息子に会いに来ていました。
息子を見守る大人たちは団結し、パパの悪口を言う人はなく
「パパもアメリカで頑張っているんだから、お前も立派なおとなになれ」と
励ましました。小さい頃は それで素直に信じていましたが
小学校高学年にもなると プレゼントの包みが
日本の有名デパートのものだったりして 素朴な疑問が ちらほら出てきました。
なんだか サンタクロースの秘密を守っているのと似ていますね。
そして 息子が中学生になった時に
「もう嘘をつくのはやめよう」と心に決めた小山内美江子さんは
今までのことを息子に謝りました。
父親も手紙でこれまでの 息子への思いを手紙に書いて渡したそうです。
しばらく部屋にこもっていましたが、出てきたときにお母さんに言った一言…
「びっくりした。日本にいたの…」
なんか、今の利重剛さんの ひょうひょうとした雰囲気から
出てきそうなセリフ… お母さんも ホッとしたでしょうね。
両親の離婚という 大変な出来事がありましたが
周りの大人の 息子を傷つけないための ”優しい嘘” があったから
利重剛さんは、あんなに優しい雰囲気を 持ち合わせているのかもしれませんね。
海のはじまり 利重剛の母親 脚本家 ・小山内美江子の作品は？
シングルマザーとなった頃から 脚本家としての 仕事を始め
いくつもの作品を世に送り出している 小山内美江子さんですが
代表作と言ったら やはり
TBSドラマ『３年B組 金八先生』（1979年～2011年）
ではないでしょうか。
シリーズ第１作～第７作まであり、
”15歳の妊娠、出産”
”非行、校内暴力”
”思春期の悩み”
”受験戦争”
”いじめ”
”性同一性障害”
”若い子たちの薬物被害” など
テーマもその時代の先駆けとなるような
リアルで挑戦的な内容が 話題を呼びました。
小山内美江子さんは
中学生が題材の 脚本を執筆することになり、
息子の経験が参考になる！と思い、息子とその友人たちを
呼び集めて生の声を聴きました。
…と 話しているように 息子・利重剛さんは 友人たちと共に
10代の率直な意見を 母・小山内美江子さんに 色々助言をしたそうです。
大人になると 良くも悪くも
社会の矛盾を なんとなく受け入れて 丸くなっていきますが
思春期の頃の気持ちを忘れてしまったり どうしても感性が鈍っていきますよね。
きっと 息子たちからの情報収集があったからこそ
リアルな中学生の姿が描かれ
大ヒットシリーズが 生まれたんだと思います。
利重剛さんも 影の立役者のひとりだったんですね。
ちなみに私も 自分が学生の頃からずっと 親になっても
全シリーズ 楽しみに見続けていましたね～！
色々な 学園ドラマがありましたが
あそこまで 先生と生徒の関係が濃いドラマは なかったですからね。
賛否両論あるかもしれませんが
一視聴者として 忘れられないドラマの一つです。
時代の移りかわりと共に、生徒も親も ずいぶん変わってきて
今 もし小山内美江子さんが『金八先生』を執筆するとしたら
どんな物語ができるんでしょうね…。見てみたいです。
海のはじまり みずきのお父さんは利重剛！プロフィール
利重剛さんのプロフィールです。
●本名…笹平 剛
●生年月日…1962年7月31日
●出身…神奈川県横浜市鶴見区
●身長…178ｃｍ
●血液型…B型
●配偶者…今野 登茂子 2002～
鷺沢 萠（さぎさわめぐむ）1990～1991 離婚
●事務所…クォータートーン
芸名の苗字 ”利重（りじゅう）”は
祖父の ”利重（とししげ）”から とったそうですよ。
なかなか いない苗字なので 一度覚えたら 忘れないですね。
これまでも たくさんの作品に出演し、
自ら監督をされた作品も多くある 利重剛さん。
歳を重ねて 味のあるお父さん、おじいちゃんの役、
たくさんオファーがきそうですね。
今後も 追記していきたいと思います。
最後まで読んで下さり ありがとうございました。
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